性能/ 優れた緩衝性
緩衝性能は発泡スチロールの約2倍(※厚みが同じ場合)特に『エアーフロート』は、通常の空気緩衝材と比較しても、【1】衝撃時の反撥力を抑え、【2】共振を抑え、【3】G値を低く抑えます。また、発泡スチロールやダンボールのように、連続の落下衝撃で変形、割れ・裂け現象が発生しないので、安心です。
構造/ 梱包対象物に合せた安心設計
耐久性に優れた、エアーキャリー専用仕様フイルムを重ね合せ、熱溶着し、袋状にしたものに逆止弁を取り付け、さまざまな形状になるよう加工を施した物です。空気を逆止弁から注入し閉じ込め使用するため、エアーキャリーの主原料は“空気”です。エアーキャリーは、梱包対象物に合わせ、設計いたします。また、素材は、Air Carry専用仕様の強化フィルムを採用し、フィルム(薄いプラスチックシート)表面からの酸素透過率を抑えることで、長期間の使用にも耐えられます。引張りにも、非常に強い素材ですので、気温の上昇時や空輸時にも膨張しすぎることがありません。
【1】エアーマット | 【2】エアーパッド | |
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外観上の変化(減圧試験後) | 変化なし | 変化なし |
包装部品 | 変化なし | 変化なし |
フィルムの伸びによる張り具合 | 変化なし | 変化なし |
破袋(パンク) | 変化なし | 変化なし |
シール剥離 | 変化なし | 変化なし |
エアー漏れ | 変化なし | 変化なし |
- 試料
- :【1】エアーマット 【2】エアーパッド
- 初期内圧
- :【1】1.47×104 Pa 【2】3.92×103 Pa
- 試験環境
- :外気圧29.70in-Hg,23℃, RH 52%
- 試験条件
- :1.0気圧から0.1気圧づつ0.6気圧まで減圧
※目視および試液により検査
試料番号 | 試験終了時の力(kN) | 所見 |
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A-1-1 | 77.7 | 異常なし |
A-1-2 | 76.7 | 異常なし |
A-1-3 | 79.5 | 異常なし |
A-2-1 | 43.7 | 異常なし |
A-2-2 | 47.9 | 異常なし |
A-2-3 | 37.9 | 異常なし |
【2】パッドタイプ400×400mm(A-2-1,2,3)
初期内圧 : 1.47×104Pa
初期内圧 : 3.92×103Pa
圧縮速度 : 10mm/s
アースロック機能/ 気温や気圧の変化防止
フィルムのみを使用したエアー緩衝材は、気温や気圧の変化による影響で内部の空気が膨張または収縮してしまいます。エアーキャリーは、空気の膨張・収縮によって、お客様の製品に必要以上の圧力を加えたり、製品の固定力・保持力が損なわれないようにするために「アースロック機能」という特殊なしくみを開発。特許を取得したこの「アースロック機能」により、『長期保管による空気量の目減り』『航空機輸送による気圧低下時のエアー圧の急上昇』『遠隔地輸送での気温の変化』に影響されることなく、お客様の商品をより安全に保護できるのです。
類似品にご注意ください。
写真のように、焼餅状に膨らんで伸びてしまう類似品があります。
耐久性に欠ける、類似品の取り扱いにはご注意ください。